発電所の地域貢献

当発電所は、地域のバイオマス発電所として、さまざまな地域貢献を意識して事業を行っています。
苫小牧をはじめとする地元地域との関わりについて、ご紹介します。

多くの地元の方が運営に関わっている「バイオマス発電」

この発電所の意義の1つとして、「地域への貢献」を意識しています。特に、苫小牧をはじめとする地元の人にこそ、この発電所の取り組みを知ってほしいと考えています。

地域貢献という観点でお話をしますと、まずこのバイオマス発電を通じて雇用が発生しています。

再生可能エネルギーといえばバイオマス発電の他にも、太陽光、風力、地熱等ありますが、他の発電方式の場合は、その施設を設置したらあとはそれほど人の手がかかりません。一方バイオマス発電は、再生可能エネルギーを使った発電の中でも、多くの雇用、特に地元地域の方の雇用を生み出す効果がとても大きいものだと考えています。

この発電所で働いているメンバーは、弊社の社員や協力企業の方を含めて全部で25名おります(2017年取材当時)。直接的にはその分の雇用が発生しています。燃料となる丸太を運ぶためのトラックが平均で一日15〜20台来ますので、そのドライバーの方の仕事も生み出しています。

さらに、地元林業の方への貢献もあります。

林業のほうでも燃料となる木材を伐採・集荷して搬送していますので、その分の仕事が増えてきています。しかもこれらは、今まで利用価値が低かった未利用材がメインです。

未利用材が出荷されることになれば、その分林業に携わる方々の仕事も増える

今まで山に散材されていた部分を集めてきて、お金を出して買っていますので、林業への経済効果もあると思います。なので、いわゆる持続可能な山の経営というものに貢献することが出来るのではないでしょうか。

バイオマス発電は、発電所の直接的な事業だけでなく林業や運送などにも関わっている、広い事業と言えます。

苫小牧市に「地産地消の再生可能エネルギー発電所」があること

他に、地元の方との交流もたくさん生まれています。

2017年9月1日に開催されたこの発電所の竣工式の式典では、苫小牧市長や、北海道副知事等にもご参加いただくことができました。

竣工式の記念写真

バイオマス発電は、北海道道内で今(2017年現在)3案件動いているのですが、北海道産の木材だけで発電しているのはこの発電所だけです。他の発電所では輸入材も併用していますので、唯一道産材でやっている発電所として、苫小牧の方からもたいへん着目をしていただいているようです。

「地産地消の発電所」が苫小牧にあるんだ、ということ自体が、地元・苫小牧の産業を活気づけるひとつの要素になることができればと考えています。

小学生が見学に来ることもあります。

北ガス主催の「木質バイオマス発電丸わかり親子バスツアー」で、小学生が見学に訪れた時の様子。

バイオマス発電と再生可能エネルギーというのは、環境教育でも取り上げられるようになって、小学校でも有名になって浸透しているようです。

再生可能エネルギーやカーボンニュートラルは、子供たちにもぜひ知ってほしいと思っていますが、実際にこの前小学校5年生の子から「カーボンニュートラル」という言葉が出てきてびっくりすることもあります。結構勉強しているんだなと嬉しくなりました。

バイオマス発電という再生可能エネルギーの発電所が地元の苫小牧にあるということを、地元の皆様が身近に感じてくれたら幸いです。引き続きさまざまな形で、苫小牧市とはそういった連携をしてきたいと考えています。

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